畳(タタミ)
畳取り扱い説明書
水拭きは、畳表の変色になりますのでお控え下さい。洗剤や化学雑巾のご使用は、新畳(1年間)の青みがある期間はお止め下さい。変色の原因となります。直射日光はなるべく避けて下さい。
天気の良い日には十分な通風・換気を行い、結露を発生させないようにして下さい。梅雨時期等、外気湿度が高い時は、エアコンのドライ機能や除湿機で乾燥して下さい。畳の上に、じゅうたんやカーペットなど重ね敷きをしないようにして下さい。畳が湿気を吸い過ぎると、カビ・ダニの発生の原因となります。畳は1日に約500ccの水分を吸収し、室内が乾燥すると放湿します。
新しい畳表には「折り目」の跡が付いています。地厚な良質品ほど出がちです。これは自然に消えますので、濡れた雑巾等で擦らないでください。天然のい草の場合、水分を放湿する過程で少しづつ膨らんで自然に消えます。
重量物(机・本棚・いす・ベットなど)をそのまま置くと畳のへこみの原因をなります。使う場合は、必ず敷板を用意して下さい。
畳内部へ挿入式の殺虫剤等は、畳床の種類によっては内部に穴が空く場合もあります。
畳のシミや汚れの処理
Q:畳にカビが生えてしまった時は?
A:消毒用アルコールを布に浸み込ませふき取る。
Q:畳に醤油をこぼした時は?
A:こぼした上に小麦粉、ベビーパウダー等をふりかけ粉末に吸い取らせ掃除機で処理する。
Q:インクをこぼした時は?
A:牛乳で湿らせて拭き取る。又はレモン汁を湿らせた後、塩素酸ソーダを10倍に薄めた液で拭く。
Q:フェルトペンがついた時は?
A:油性のものは、マニキュアの除光液で拭き取る。
Q:クレヨンがついた時は?
A:クリームクレンザーをごく少量、乾いた布につけ丁寧にこする。
Q:灯油・おしっこをこぼした時は?
A:粉末の洗剤・クレンザー、塩、小麦粉等をふりかけ、充分液体を吸い取らせた後、掃除機で処理し、かたく絞った布で拭く。
Q:畳に家具の跡がついた時は?
A:凹んだ所に適当に霧を拭きつけ、濡れたタオルを当てアイロンをかける。